![]() チューブヘッド及びその製造方法
专利摘要:
本発明は、単一の部品から形成され且つ型成形により形成されるチューブ端部(2)に関し、該チューブ端部は、外側面にネジ部(8)を備える第1の円筒状壁(7)と、該第1の円筒状壁(7)の内側に配置される第2の円筒状壁であって第1の円筒状壁よりも小さな第2の円筒状壁(9)とを有し、これらの2つの円筒状壁(7、9)は同軸上にあり、第2の円筒状壁(9)の内側面は、一連のセクター部(10)と中断部(11)とにより形成される不連続なネジ部(10、11)を有する。本発明はまた、上記チューブ端部の製造のための装置及び方法に関する。 公开号:JP2011512300A 申请号:JP2010545585 申请日:2009-02-02 公开日:2011-04-21 发明作者:アノ,ドミニク 申请人:エイサパック ホールディング ソシエテ アノニム; IPC主号:B65D35-02
专利说明:
[0001] 本発明は包装分野に属する。より詳細には、使用直前に混合されるべきように形成された2つの製品の包装に関する。] 背景技術 [0002] 雌ネジ部(内側ネジ部)を備える開口部を有する第1のチューブと、雄ネジ部(外側ネジ部)を備えるネック部(首部)を有する第2のチューブとから形成される組立体であって、ねじ込みにより第2のチューブを第1のチューブに組み立てることができ、これにより、第2のチューブの内容物を第1のチューブ内に移送することを可能とする組立体は知られている。仏国特許出願 FR 2 685 301 には上述したような組立体の例が開示されている。このタイプの組立体は、多くの分野にて使用されており、特に、2つのコンポーネントを混合することにより形成される接着材や毛髪染料のために使用されている。] [0003] 欧州特許出願 EP 1 221 419 には雌ネジ部を備えるチューブが開示されているが、該チューブの形状は、中央ピンを有する部分をモールドから取り外すために非常に複雑な型(モールド)の使用を必要とする。この解決策は、製造面において高価なものとなり、また、技術的にも困難をともなうものである。] [0004] 国際特許出願 WO 03/050003 は、チューブであって該チューブの開口部に縦材形状の種類のリブが備えられるというチューブが記載されており、該開口部には第2のチューブが力によってねじ込まれ、第2のチューブのネジ部が、該ネジ部の跡をこれらのリブ内に刻むことが必要とされる。このことは、第2のチューブの材料が第1のチューブの材料よりも顕著に硬質なものでなければならないということを意味する。] [0005] 欧州特許出願 EP 1 958 890 にもまた、チューブであって該チューブの開口部にリング状の歯が備えられ、該歯により、ネジ部を備える第2のチューブのねじ込みあるいはスナップ式取り付けが可能とされるというチューブが提案されている。] 先行技術 [0006] 仏国特許出願 FR 2 685 301 欧州特許出願 EP 1 221 419 国際特許出願 WO 03/050003 欧州特許出願 EP 1 958 890] 発明が解決しようとする課題 [0007] 通常、型成形による雌ネジ部の製造は扱いにくい。その形状が原因で、型部分の単純な平行移動では型から取り外すことができないアンダーカットを有するためである。幾つかの解決策があるが、特に、以下のような解決策がある: ・型の部品が、回転と平行移動との組合せにより操作され、ネジ部と同じピッチを有するネジ方向に操作され、ねじって外されることにより、ネジ形状部が型から取り外される。 ・引き抜き可能チャック(withdrawable chuck)と称される装置により、ネジ形状部が型から取り外される。] [0008] これらの方法は相対的に複雑で、適用には困難をともなう。さらに、これらの方法においては、最小直径以下のネジ部の製造を可能としない。] [0009] 前述の従来技術に開示されている対象はまた、他の欠点も有する。一方のチューブの内容物の他方のチューブ内への移送が、エアポケットの存在に起因して鈍化される、あるいは、部分的に妨げられる可能性がある。] [0010] さらに、従来技術におけるチューブ端部の製造方法は相対的に複雑であり、また、費用がかさむものである。] [0011] さらに、混合の間のチューブの取り扱いが容易ではなく、特に、ねじ込み段階の開始の間のチューブの取り扱いが容易ではない。] [0012] 本発明の第1の目的は、チューブ端部の製造方法を簡素化することにある。] [0013] 本発明の第2の目的は、内容物を混合する際における2つのチューブの取り扱いを、より容易にすることにある。] [0014] 本発明の第3の目的は、一方のチューブから他方のチューブへの内容物の移送を改良することにある。] 課題を解決するための手段 [0015] これらの目的は、本発明に係るチューブ端部により達成される。本発明のチューブ端部は、単一の部品から形成され且つ型成形により形成される。該チューブ端部は、外側面にネジ部を備える第1の円筒状壁と、該第1の円筒状壁の内側に配置される第2の円筒状壁であって第1の円筒状壁よりも小さな第2の円筒状壁とを有し、これらの2つの円筒状壁は同軸上にあり、第2の円筒状壁の内側面は、一連のセクター(sector)部と中断部とにより形成される不連続なネジ部を有する。] [0016] 中断部の存在は、混合されるべき内容物間に位置する空間におけるエアポケット(air pocket)を一掃することを可能とする。] [0017] 本発明はまた、前述のようなチューブ端部に別のチューブ端部がねじ込まれて形成される組立体に関する。] [0018] さらに本発明は、引き抜きにより達成される雌ネジ部の型からの取り外しの段落を有する、チューブ端部の製造方法に関する。] [0019] 本発明により提供される1つの利点は、2つの別個の部品から作られるような従来のチューブであって開口部内に留められる一方の部品上に雌ネジ部があり、留め具に通風孔が設けられるというような従来のチューブにおいは実現しえないような単一の操作にてチューブ肩部形状をもたらすことができる。] [0020] 本発明は、以下の本発明の実施形態の記載およびそれに関連する図面の記載により、より良く理解されうる。] 図面の簡単な説明 [0021] 本発明に係るチューブ端部であって別のチューブ端部と結合された本発明に係るチューブ端部を示す図である。 図1に示されたような本発明に係るチューブ端部の断面図である。 図1に示されたような本発明に係るチューブ端部の斜視図である。 図1から図3に示されたような本発明に係るチューブ端部のネジ部を型から取り外す種々の段階を示す図である。 図1から図3に示されたような本発明に係るチューブ端部のネジ部を型から取り外す種々の段階を示す図である。 図1から図3に示されたような本発明に係るチューブ端部のネジ部を型から取り外す種々の段階を示す図である。] 図1 図3 実施例 [0022] 図1に示されたチューブ端部2は、第1のチューブ4の一要素として構成され、該第1のチューブは第2のチューブ3と協働して、全体として包装組立体1を形成する。開放後、第2のチューブ3が、チューブ端部2の開口部内にねじ込まれることに組み立てられて、次に、使用直前に2つの製品を混合するように、チューブ3内にて部分的に満たされた内容物がチューブ4内に移送される。第1のチューブ4はプラスチックから作られ、第2のチューブ3はプラスチックから作られてもよく、また、例えばアルミニウムのような別の材料から作られてもよい。] 図1 [0023] 図2及び図3は、可撓性円筒状本体16であって、型成形により作られる端部2に接続された可撓性円筒状本体16から形成されるプラスチック製チューブ4を示す。肩部6は、本体16と、外側面にネジ部8を備える第1の円筒状壁7との間の接続を提供する。雄ネジ部8は、図示されていないネジ式キャップによりチューブ4を閉じるために使用される。より小さな第2の円筒状壁9であって第1の円筒状壁7の内側の第2の円筒状壁9は、チューブ4の開口部を形成する。円筒状壁9の内側面には、一連のセクター(sector)部10と中断部11とにより形成される不連続なネジ部10、11が存在する。この不連続なネジ部10、11により、第1のチューブ4への第2のチューブ3の接続を可能とする。中断部11は、チューブ3の製品がチューブ4内に移送される際の空気を一掃するための通路を形成する。さらに、円筒状壁9の端部における切欠き部12は、チューブ3が完全にねじ込まれる際に、すなわち、チューブ3が、第2の円筒状壁9の上側縁部に当接する際に空気を逃がすことを可能とする。] 図2 図3 [0024] 第2の円筒状壁9は、その基部において環状仕切り14により円筒状壁7に接続され、3つの面が、以下に説明されるような本発明に係る製造方法における重要な役割を果たす空洞部15を画定する。] [0025] 製造方法 本発明に係るチューブ端部2は、その工業的生産が経済的であり、特別な装置を使用することなく通常の製造手段にて実現可能であるように形成される。] [0026] チューブ4の端部2は、1つの工程で型成形により得られる。該端部の形状は、雌ネジ部が、引き抜きにより型から取り外されるように形成される。型の部品は、従来技術にて述べたような回転/平行移動の組合せ機構よりも簡単に適用しうるような型用作動機構における通常の動きとなる平行移動のみにより移動される。] [0027] 図4、図5及び図6は、型から雌ネジ部を取り外す段階を示す。この機能に直接的に必要とされるような部品のみが示され、型の他の部分は隠されている。] 図4 図5 図6 [0028] 図4は、型から取り外される前の部品の相対的位置を示しており、より詳細には、中断されたネジ部10と反対の凹凸を有する面を周囲に備えるロッド13と、空洞部15の面により画定される管状ケーシング14とを示す。] 図4 [0029] 図5は、型からの取り外しの第1段階を示し、管状ケーシング14が、空洞部15の面を解放するように、管状ケーシンク14が平行移動される。] 図5 [0030] 図6は、型からの雌ネジ部の取り外し段階が示され、引き抜くことにより型から雌ネジ部10を取り外すように、ロッド13が平行移動される。この操作は、円筒状壁9の外側が中空の空洞部15内にあり、同心状に一時的に変形しうるという事実により容易になされる。雌ネジ部10、11が複数のセクター部10から作られるという事実によれば、円筒状壁9の変形を容易にする。円筒状壁9の一時的な同心状の変形によれば、一方では、セクター部10上の牽引力を制限し、他方では、ネジ部輪郭の変形を最小限にすることを可能とする。] 図6
权利要求:
請求項1 単一の部品から形成され且つ型成形により形成される、プラスチック製チューブ端部(2)であって、外側面にネジ部(8)を備える第1の円筒状壁(7)と、前記第1の円筒状壁よりも小さく、前記第1の円筒状壁(7)の内側に配置される第2の円筒状壁(9)とを有し、前記第1の円筒状壁(7)と前記第2の円筒状壁(9)との2つの円筒状壁が同軸上にあり、前記第2の円筒状壁(9)の内側面が、一連のセクター部(10)と中断部(11)とにより形成される不連続なネジ部(10、11)を有する、チューブ端部。 請求項2 前記第1の円筒状壁(7)の上側縁部は、前記第2の円筒状壁(9)の上側縁部と同一面内に位置する、請求項1に記載のチューブ端部。 請求項3 前記第2の円筒状壁(9)の上側縁部は、切欠き部(12)を有する、請求項2に記載のチューブ端部。 請求項4 前記1の円筒状壁(7)と前記第2の円筒状壁(9)との2つの円筒状壁の基部は、環状仕切り(14)により接続される、請求項1から請求項3のいずれか一つの請求項に記載のチューブ端部。 請求項5 請求項1から請求項4のいずれか一つの請求項に記載のチューブ端部(2)と別のチューブ端部(3)とから構成される組立体であって、前記別のチューブ端部(3)は、外側面にネジ部を備える円筒状壁を有し、該円筒状壁と該ネジ部とが、前記第2の円筒状壁(9)の内側にねじ込まれるように構成される、組立体。 請求項6 請求項1から請求項5のいずれか一つの請求項に記載のチューブ端部(2)を製造するための装置であって、前記第2の円筒状壁(9)の内側に配置されるように形成されたロッド(13)を有し、前記ロッド(13)は、管状ケーシング(14)の内側の滑動するように配設され、前記第2の円筒状壁(9)の雌ネジ部(10、11)と反対の浮彫(凹凸)を外側面に有する、装置。 請求項7 請求項6に記載の装置によりチューブ端部(2)を形成する方法であって、請求項1から請求項4のいずれか一つの請求項に記載のチューブ端部(2)を型成形する唯一の段階と、前記型から前記チューブ端部(2)の雌ネジ部(10,11)を取り外す少なくとも一つの段階とを有する、方法。 請求項8 前記型から前記雌ネジ部を取り外す段階は、前記第2の円筒状壁(9)の一時的変形と引き抜きとによりなされる、請求項7に記載の方法。 請求項9 前記型からの取り外しの第1段階であって、前記管状ケーシング(14)が平行移動され、続いて前記引き抜きが行われる第1段階を有する、請求項8に記載の方法。
类似技术:
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同族专利:
公开号 | 公开日 CN101939231B|2012-10-03| EP2310293B1|2012-07-04| US20110042389A1|2011-02-24| WO2009098634A1|2009-08-13| CN101939231A|2011-01-05| BRPI0907763A2|2015-07-21| EP2310293A1|2011-04-20| MX2010008580A|2010-09-09| ES2389040T3|2012-10-22|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
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